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芸術文化環境研究コース

劇場マネージメント・文化政策を研究

研究計画

芸術文化環境を研究する行為とは、芸術を取り巻く環境を客観的に、精緻に研究するのみならず、芸術文化の発展を可能にする環境の整備に主体的に関与することでもあるという強い自覚のもとに、芸術文化環境研究コースでは、以下のように理論、教育、創造の3つの領域を柱とし、それらの深い相互連関の中において研究を進めていく。

1. 理論的研究 芸術文化を取り巻く政治/法/外交/経済/社会/美学的な環境を、その複合的に関連しあう構成要因とともに多面的/国際的/学際的に分析する。当面、最終的な出版を目指して「世界の文化/舞台芸術政策」、「都市の文化政策」、「演劇とナショナリティ」、「フェスティヴァル」、「異文化の翻訳と上演」などの研究プロジェクトを予定する。

2. 教育的研究 「世界の文化/舞台芸術政策」研究プロジェクトにおいて教育普及と人材養成に関する政策研究をおこない、教育に関しての理論化を図るほか、研究員に対して指導をおこなう。また、芸術文化環境研究に関するCOE連続公開講座を実施する。

3. 創造的研究 日本を代表する舞台芸術創造の母体と密接に協力しながら、芸術創造のプロセスに対して、学術的・批評的立場から主体的に関与し、そこに新たな次元をつけ加えると同時に、創造の現場からしか得られない知識を得ることを目指す。いくつかのパイロット・プロジェクトを通じて、理論研究と芸術創造の豊かなフィードバック関係を構築するとともに、その理論化を図る。

グローバルCOE研究員に対する研究指導

芸術文化環境に関する研究は、国際的に見てもまだ歴史が浅く、蓄積が少ないゆえの不安定さと、新たな領域を開拓しなければならないこそのダイナミックさを持ち合わせた領域である。芸術文化環境研究コースでも、客観的で厳密な理論的研究を推進すると同時に、主体的に思考し、行動する力をもった研究者、理論的知識と経験的知識をバランスよく身につけた演劇人を育てることを目指す。

理論研究そして芸術創造の第一線で活躍する、学内外の人材が幅広くグローバルCOE研究員の指導に当たる。日本を代表する複数の教員が、芸術創造環境、文化政策、アーツ・マネージメントに関して、論文執筆、学会発表準備、フィールド調査など、研究全般についての指導・助言をおこなう。学外の芸術創造機関(世田谷パブリックシアター、新国立劇場、東京国際芸術祭など)との協力関係のもと、現場での実践に即した研究を支援する体制も整備する。協力・提携関係にある海外の大学・劇場からも外国人研究者を積極的に招聘し、適宜セミナーを開催するほか、留学についても便宜を図る。

研究員は、その関心に応じて、しかし、可能な限りバランスよく、理論的研究、教育的研究、創造的研究のプロジェクトに、積極的・主体的に参加することが求められる。すぐれた研究員には、研究成果を出版する際にできる限り論文発表の機会を設ける。

事業推進担当者

氏名所属 担当
藤井 慎太郎文学学術院准教授 
小田島 恒志文学研究科教授 

客員教員

氏名所属
伊藤 裕夫富山大学教授/早稲田大学客員講師(非常勤)  
小林 真理東京大学准教授/早稲田大学客員講師(非常勤) 
松井 憲太郎早稲田大学客員講師(非常勤)  
恵志 美奈子世田谷パブリックシアター/早稲田大学客員講師(非常勤)  
相馬 千秋アートネットワークジャパンANJ早稲田大学客員講師(非常勤)  

研究協力者

氏名所属
青野 智子諏訪東京理科大学専任講師
海野 敏東洋大学教授
鈴木 滉二郎静岡文化芸術大学文化政策学部教授
高山 明Port B 演出家
徳永 高志NPO法人クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ(アートNPOカコア)代表
西山 葉子青年団・駒場アゴラ劇場制作部
藤野 一夫神戸大学教授
松本 茂章高知女子大学教授

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