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東洋演劇研究コース

東洋、特に中国演劇を中心に研究

研究計画

東洋演劇コースの事業推進担当者2名は、それぞれ中国の古典戯曲(岡崎)、近現代の伝統演劇(平林)を研究対象としている。今回のグローバルCOEプログラムでは、双方の専門領域の研究を並行して進めながら、それらを漸次有機的に結合することにより、古典時代から近現代に及ぶ中国演劇の実像を、特に近代化という視点から立体的に描き出すことを最終的な課題としたい。

岡崎は演劇近代化前夜という立場から、清朝期の演劇および芸能を対象とする。特に清朝における地方戯の勃興、および弾詞、宝巻等の口承芸能の刷新を対象とし、それら前近代の演劇史が近代化の助走段階としてどのように位置づけられるかを考察する。一方平林は、1:清末、2:民国期、3:新中国建国後の三つの時代を研究対象として設定し、21世紀COEプログラムの成果を引き継ぎつつ、各時代における中国演劇近代化の様相をより綿密に検証したいと考えている。

また事業推進担当者2名の専門領域は、清代後半と清末という時期において軒を接しているが、この時代は中国演劇の近代化の萌芽期であり、近代という外来の鏡によって、中国演劇の姿を様々な側面から照らし出すのに好適な研究領域となっている。この領域で今後どのような共同研究作業が可能となるか、初歩的な検討を行う予定である。

グローバルCOE研究生に対する研究指導

グローバルCOE研究生は、東洋演劇コースで行う以下の活動に参加することにより、各自の個別研究を進めるとともに、中国演劇に関する幅広い教養と技能を身につけ、また同時に国内外におけるより広範な研究者間のネットワークの中に入って行ってほしい。

(1) COE共同ゼミへの参加:中文(岡崎)、演劇(平林)の共同ゼミを定期的に開催する。グローバルCOE研究生に対する個別指導は、ここで行われる。
(2) 研究発表会(定例研究会)への参加:グローバルCOE研究生および東洋演劇コースの研究成果を内外の人々に伝え、かつ批評や助言を請うために、定期的に研究発表会を行う。
(3) 東洋演劇コースが実施する資料収集・整理活動、現場でのフィールドワーク、研究成果公刊作業、国際シンポジウムへの参加。これらの活動に参画することにより、研究者に求められる知識やノウハウを獲得し、同時に内外の研究者との幅広い人脈を構築してもらいたい。<%nobr()%>



事業推進担当者


氏名 所属 担当分野
平林 宣和 政治経済学術院准教授 東洋演劇研究(近現代)
岡崎 由美 文学研究科教授 東洋演劇研究(古典)




客員教員


氏名 所属
瀬戸 宏 摂南大学教授/早稲田大学客員講師(非常勤)


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